依存の、ススメ。
こんにちは、いぶきです。
いぶきは恐らく今週が最後のニート生活になります。
思い切りだらだらのんびりしようと意気込んで居ます。
今日のリクエストは、依存。
人ってみんな、何かに依存して生きて居ますよね。
誰にも何にも寄り掛からず、独りきりで生きている人って、何処にも存在しないと思っています。
親、子、彼氏、彼女、夫、妻、友人。
お酒、タバコ、ギャンブル、薬。
その他にも依存する物を挙げたらキリがありませんね。
私が今依存していると感じるものが、いくつかあります。
タバコ、薬、好奇心の子。
無いと、生きていけない三種の神器です。
その中でも一番無くしては生きていけないのは、好奇心の子です。
物は勝手には離れていきませんが、人は勝手に離れていきます。
もし、あの子が私の元から離れてしまったら。
想像するだけで息が詰まりそうです。
人に依存する時はまず、その人を自分に依存させてしまうのが第一ステップです。
私が居なくなったら生きていけないかもしれない、そう、先に思わせるのです。
どうやってそう思わせましょうか。
簡単です、全てを肯定してあげることです。
貴方の事は全て受け入れて、肯定するよ、貴方の居場所はここなんだよと、居心地の良いぬるま湯に漬け込むのです。
決して逆上せることも、冷えることもない、丁度心地の良い温度のお湯を、何の見返りを求める事なく与え続けるのです。
そうすればその人はそこから動く気が無くなっていきます。
その段階を経ると、次に対象のその人は、ふと不安に襲われるのです。
なぜ、こんなにも肯定してくれるのだろうか。
なぜ、なにもしていない自分にこんなにも居心地の良い場所を与えてくれるのだろうか。
そんな不安が、じわじわと首をもたげてくるのです。
そうしたら、ほんの少しだけ温度の高いお湯をかけてあげるのです。
大丈夫だよ、なにも出来なくても、あなたが居るだけでいいんだよと、少し温かさの増したお湯をかけながら、肯定し続けてあげるのです。
依存に、熱湯も冷水も必要ありません。
ただ相手にとって心地の良い温度のお湯と言葉を用意してあげるだけです。
相手が自分に依存し始めたなと感じたら、決して相手を否定しないまま、控えめに自分の理想を伝えていくのです。
今まで自分を決して否定せず、心地の良い居場所を提供してくれた相手の事を、誰が拒絶出来るのでしょう?
押し付けてはいけません。
こうだともっと嬉しいな、でも、無理しなくても今のままでも充分よと穏やかに控えめに。
そうやって、自分の理想の依存先を作り上げていくのです。
人と人の依存は、片方だけが依存している形では成り立ちません。
双方からの依存があって初めて成り立つのです。
自分が依存するために、相手を先に依存させること。
頼る前に、頼らせること。
私がいないと生きていけないでしょう、と、刷り込むこと。
それが私の、依存のススメ。
きみに依存したのが先か、きみが依存したのが先か。
どっちだろうね?
いぶきでした。
また、次回。